2024.10.29
YPA学園祭公演
Life is the stage レポート
YCA 大阪校 構成作家コース
長谷川藍
10月13日(日)に、YPA学園祭公演「Life is the stage」が上演されました!
タイトルの「Life is the stage」は、シェイクスピアが書いた言葉から付けられており、人生はステージで、みんなが物語の主役であるという意味が込められています。舞台に立つことを夢見て、YPAの門を叩いた生徒たちにぴったりのタイトルです。
幕が上がって最初は、ダンス&ボーカルで魅せる力強いステージからスタート。
そこから一転して舞台に立つ前にシーンが変わり、お芝居のパートに。本番に向けて練習する自分自身を演じ、なぜステージに立つことを志したのか、独白を行います。そして、熱い想いがあるからこそのスランプや衝突を乗り越え、仲間としてさらに結束していく様子や、経歴も年齢も異なるYPA生たちが夢を追いかける喜びなど、今だからこそ伝えられるメッセージを全身で表現していました。
ステージの魅力は存在しないものを想像で生み出せること!それぞれの名前が強引な戦隊ヒーロー「強引ジャー」の登場です。各キャラの個性が際立っていました。
場面は再びYPA生の日常へ。それぞれの夢をステージ上で打ち明けます。「主演女優賞を受賞したい!」「大河ドラマの主演になる!」「カメレオンのような喜劇役者になる!」「お母さんを幸せにしたい!」YPA生たちがステージ上で輝いているのは、それぞれの目標に向かって努力していたからだと感じさせられました。
後半は3期生のダンスパフォーマンスで始まりました!ヒップホップなナンバーに、アクロバティックな動きを取り入れた勢いのあるステージです。
こちらは3期生のボーカルパフォーマンス。それぞれのソロでの見せ場はもちろん、全員の声が合わさった時の、まっすぐでパワフルな歌声的でした!
よしもと放課後クラブの子供たちによるK-POPダンスカバーも披露されました。K-POPアイドルさながらの表現力でステージを楽しんでいる姿に元気づけられますね!
オリジナル劇の「未来への贈り物」です。憧れの郵便局員になった新入社員の犬山が配属されたのは、統廃合の決まっている退屈な郵便局でした。そこに突然25年前の差出人も宛先も不明の小包が届き、局内は大慌て。あの手この手で解読しようとしますが、手がかりは見つかりません。怠惰な様子で日々仕事をしていた犬山の同僚たちでしたが、犬山の熱い思いに動かされ、この小包を25年もの年月を経てお客様の元へ届けるべく団結します。その中で、郵便局員として大切なことに気づくお話です。
最後は出演者全員で、YPAオリジナル楽曲「Wish Upon The Rainbow」のパフォーマンスを披露して、幕が閉じました。
歌にダンスにお芝居に、幅広い魅力を余すことなく発揮された公演でした。そしてYPA生たちの人生というステージがこれからより一層輝き、夢を実現させるはずだと期待値の高まった90分でした!
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